次々とやってくる試験。
定期試験に英検、公開模試など。
通塾しているお子様はそれに加えて塾テストなど
テストに追われる日々ですね。
我が家は英検と定期試験のみ計画を立てています。
3年生に上がる前の春休みには
それに加えて、夏までの受験勉強計画を立てます。
無料で受験させていただいている公開模試の対策はしません。
通塾していないので普段の定期試験を大切にし
公開模試の結果で実力確認している・・といった具合です。
定期試験計画をいつ立てる?
長女は通学していた私立中学の特待にも不合格でしたので
とにかく自信をつけさせたくて、
学年1位になること
1位をキープすること
を目標としました。
結果的に、やればできるという大切な自信がしっかりと身につきました。
長女は多めに3週間くらい前からテスト勉強を始めていました。
一方、次女は高熱という絶不調で受験した私立中学の特待もゲットし、
比較的自分に自信を持っています。
反面、自信過剰の側面があったり、バレエと両立していますので
効率的に時間を使えるようになることが必要です。
大きな失敗がないからこそ、失敗を過度に恐れる面がありますし
かといって長女のように一位をキープしているわけではありませんので
自信があるようでないような感じです。
1年次は長女のように3週間前からテスト勉強を始めていましたが
2年生からは2週間前からとしました。
集中力があり、要領が少し良いため
3週間前からテスト勉強を開始すると試験の頃にはピークを過ぎて
最後の方は惰性で勉強していたからです。
同じ娘なのに色々違うものだな・・と親も勉強になります。
具体的な我が家の計画表 ご紹介します🎵
定期試験2週間前に自分で計画を立てます。
だんだんと計画を立てることが上手になってきて
一時間ちょっとで終わっていました。
長女は少し要領が悪かったので計画に半日以上かかっていました。
つくづく、次女は集中力があり、要領がいいなと思います。
次に、計画を立てる手順をご紹介してみます🎵
- 定期試験範囲の予測を立てる
- 試験勉強に使う教材をピックアップし、使う順番を決める
- 各教科毎に勉強する範囲と目標所要時間を書く
- 何周するか決める
- 定期試験一週間前に到達していたいところにマーカーでラインを引く
細かく説明をしてみます。
①定期試験範囲の予測を立てる
娘の中学では、2週間前の時点で
範囲が発表されているものが少ないです。
したがって、現在学習している項目の区切りの良いところを狙って
範囲の予測を立てます。
次女のなぐり書きです。
副教科は1週間前から始めると書いてあります。
数学、英語、歴史、物理は予想を立てたり、決まっている教科もありそうですね。
②試験勉強に使う教材をピックアップし、使う順番を決める
学校で使用している教材やプリントは必ず復習しますので
漏れがないように。
また、通塾していませんので、普段問題集を自分で解いています。
その問題集も実力を強化するためにもちろん復習します。
数学を見てみますと
教科書→学校指定の問題集→授業で使用したプリント
ここまでが学校の復習です。
実力アップ→・・・・
からは自分で解いている問題集です。
問題集の難易度も、易しいものから取り組みます。
③各教科毎に勉強する範囲と目標所要時間を書く
ここからは清書の紙に書いていきます。
数学
1周目。
教科書第一項(0.5 h) 🔲 教科書第二項(0.5 h)🔲 学校問題集(1h)🔲・・・・
どんどん具体化します。
取り組む順番に、所要時間、チェックをつけられるように🔲を書いていきます。
🔲は終了したら☑️をつけます。
手作業で☑️をつけることで
達成感に繋がりますし、進行具合を常に確認できます。
④何周するか決める
この作業は、定期試験を重ねていく過程で
改善していくべき重要項目です。
私は本人の意思を最優先します。
中学生になって初めての定期試験は
子供達自身が、3週間でどれくらいの量をこなせるか
全く未知数で不安がっていましたから
全ての教科を
最低3周すればOK!
としました。
無理のない範囲で目標を立てることがミソですね。
もちろん、2周目以降の各項目の所要時間は減っていきますので
1周目と比較して、2周目にかかる時間はグッと減っていきます。
各定期試験は、自分の勉強スタイルや性格を知るための
方法として考えています。
回数を重ねていくと、社会は何周したい・・・
数学は・・・
と、前回の反省をもとに、自分でアレンジを加えていきます。
仕事と同じですね。
結果を出すためのtry &errorです。
私は
この作業の習得のために定期試験があるのではないかと
思うくらい、大事な作業だと考えています。
⑤定期試験一週間前に到達していたいところにマーカーでラインを引く
予定と現実の進行具合の確認です。
我が家だけかもしれませんが
毎日計画表をもとに☑️を入れて進行具合を目に入れているはずなのに
近視眼的になりすぎて、全体の進行具合を確認していないことがあります。
まだ調整がきく、定期試験前1週間で一度進行具合を確認する作業を入れます。
各教科、予定を立てた後、1週間前に終わっておきたいところにマーカーを入れておきます。
私は定期試験一週間前のその日に
『進行具合どう?』と聞くだけ。
あとは本人が
順調だな🎵と安心したり
この教科、遅れがちだな。汗。
と焦ったりするだけ。あとは調整するでしょう。
次女が自分でバージョンアップさせていた点。
定期試験の結果が出揃った後、必ず反省会をします。
不本意な結果だった場合は泣いてしまうことが多いです。
本人のためだと思っていますので私も心を鬼にします。
一方、話が終わったらぎゅーっとハグしますし、ネチネチ言うこともしません。
さて。今回次女は計画のバージョンアップをさせていました。
数学の復習は2周目で終了し、3周目から新しい問題を解く。
おー、変えてきたな!!っと賞賛します。
しかも、『前回こんな話したよね〜』など、リマインドさせるような事も言っていません。
自分できちんと修正を加えてきました。
数学は新しい問題に触れ続けていた方がいい・・という前回の反省点からくるものです。
解いたこともない問題集のストックはそーっと購入しておきました。
ゴソゴソ問題集をめくっては問題の難易度を確認し、3周目以降の計画に入れ込んでいました。
偉いなあと感心します。
難関私立高校も受験しますので
数学はグッと強くならなくてはなりません。
現在毎朝10分程度の計算は継続中です。
3年生になる頃には少し手応えとして感じられているといいのですが。
以上が我が家の計画です。
二人娘がいますが、これで中学では二人ともトップクラスです。
皆さんも試してみてください。
大事なことは、子供の性格や性質を考慮することです。
親が関与しなくても自分で容量よく既にできているお子様もいらっしゃると思います。
そういう場合は違うサポートで良いのだと思います。
しかし、多くの中学生は子供から大人への変換期のスタート地点にいますから
最初から自分でできることはあまりないと思いますし
その後、親の見守りも大事だと考えています。
参考になさってみてください。
今日も最後までお読みくださりありがとうございます❤️
なないろ
コメント