二泊目の夜、長女・次女・私の3人で美味しい夕食をいただきました。
その土地の美味しいレストランに伺う時間は贅沢で、思い出深く、楽しいです。
レストランを探す時間も楽しみの一つです。
最初は京懐石を探しておりましたが
食べ盛りでお肉好きの女子高生と女子中学生にはしっくりとくるものがなく
また、美味しそうだと思うお店はお値段がとんでもなく高くて。
評価が高く、フレンチの要素が盛り込まれた
京懐石の「いと」さんに決まりました。
一斉スタートのお店は大人だけでは訪れたことがありますが、
娘たちは初めて。
同席するお客様との会話や、お店の方々とのコミュニケーション
最初は緊張していた面持ちでしたが、お料理も雰囲気も楽しめたと思います🎶
京都 いと
<料理長>
野口翔平氏。
30代とお見受けする、はつらつとした勢いのある料理長です。
大阪の二つ星フレンチレストランで修行されています。
京懐石とフレンチを融合させた日本料理を提供します。
<食材へのこだわり>
料理長自ら生産者さんのところへ出向き、素材を見極めて契約しています。
全国各地から食材が届くとのことですが、生産者さんとレストランがface to faceでつながりがあることは
素晴らしいことだと思います。
また、素材は無農薬、自然栽培、天然素材にこだわっているとのことです。
素材の存在感がなくなってしまうお料理も多い昨今ですが、こちらは素材の良さを存分に引き出している
調理をされています。
産地や生産者さんのエピソードを交えて教えてくださいますので
安心して口にすることができますし、
思いがこもった食材を心から堪能することができます。
<飲み物>
日本酒はいただきませんでしたが、銘酒が揃っており、力を入れているとのことです。
私はワインを、子供たちはシャンピンウーロン茶をいただきましたが美味しいものが揃えてありました。
金額
カウンター8席のため一斉スタートです。
当日は満席で、
地元の奥様方、東京からいらしたご夫婦、私たちの3組でした。
18時スタートですから、17:55までお店に到着する必要があります。
季節や食材によってお値段は変わるようですが
9月のディナーは税込で30,000円/人でした。
飲み物の値段も特別高く設定しているわけではありません。
振り返ってみても、素材とお値段が相応しいお店だったと思います。
メニュー
皆同じメニューですので、お品書きはありません。
したがってうろ覚えも多いですが、お写真は頑張って残してきましたので
ご紹介します。
バランスの良いシャンパーニュ。
娘たちはシャンピンウーロン茶。お写真はカウンターなのでなしです。
先付け。
栗かぼちゃの胡麻豆腐だったかな。最初からあやふやです。。
オクラの天ぷら。美味しいお塩と。
お塩は辛くないのでたっぷりとつけてくださいと言われました。
続いてえびの天ぷら。
お刺身。
鯛・金目鯛・カンパチ。
地方在住のため美味しいお刺身は食べ慣れていますが
こちらのお刺身もとっても美味しかったですよ。
白ワイン。シャルドネ。
お椀。
すっぽんのラビオリ。
鰻とウニの海苔巻き。
手渡しですぐに頂いてしまってお写真なし。
海苔は初摘み海苔で手作り。
肉厚なのにパリッと柔らかく、香りも素晴らしい海苔でした。
新鮮な北海道産のウニと香ばしく炭火で焼いた鹿児島県産鰻を
包んで。
お写真撮っている時間がもったいなく、すぐに口に運びました。笑。
白身魚 松茸の餡掛け。
契約農家から届いた松茸を贅沢に使っています。
お寿司。
冷汁。
お素麺と共に。
煎りたての胡麻、すりおろした胡瓜アイスとともに。
焼き物。
鹿児島県産シャトーブリアンと2年熟成したジャガイモ。柚子胡椒を添えて。
お肉はとっても柔らかく大満足。
ジャガイモはメークインを2年冷所で熟成させたとのこと。
インカの目覚めのような
とっても甘く、しっとりとした極上の品でした。
クエの炊き込みご飯。
ウニとイクラを乗せて。
美味しくておかわりしました。笑。
デザート。
自家製こし餡の生八橋。フルーツ。
最後にしっかりと京都を感じました。
同席のお客様がとっても良い方で、
終始和やかで会話も弾み楽しい時間が過ごせました。
次女は事前にジビエ、肝類、ウニが苦手な旨をメールでやり取りしていましたが
ウニはお料理にする前に味見をさせてくださったり
とても親切でした。
苦手だと思っていた食材も、美味しいものと出会うことで
克服できたり、好きになることはよくありますよね。
今回の経験で少し克服できていたら良いなと思います。
京都いと
京都府京都市下京区中居町112-1
以上ですが、本日も最後までお付き合いくださり
ありがとうございます❤️
なないろ
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