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医者の仕事から人を育てる仕事へ。直面した難しさ。

人育て

私は医師としては中堅の年代になってきました。

周りを見渡すと

  • 大学の教授になっている人
  • 開業医になっている人
  • 大学に残って研究している人
  • 勤務医として頑張っている人
  • 海外の大学で活躍している人
  • 専業主婦として家庭を守っている人

こんなところでしょうか。

割合としては

勤務医 >> 大学研究医 > 開業医 > 教授 >> 海外 >> 専業主婦

こんな感じです。40代後半。

私は そのマス層、勤務医として頑張っている人 ということになりますね。

その私が、小さな病院の管理職となり

今までに直面したことのない『人育て』という仕事に携わることになりました。

目次

医学生が大学で学ばないこと

医学生として大学に入学すると

  1. 一般教養
  2. 基礎医学
  3. 解剖学
  4. 臨床医学
  5. 臨床実習

と学んでいきます。

唯一社会のことを学べる

一般教養の時代にもう少し学べば良かったと思う内容があります。

経済学

教育

です。

我々医師は、上に記した通り

中堅以降になってくると

経営者や管理職となっていきます。

6年間の医学教育で学ぶことは

ほとんどが医学のことばかりで

経営や教育に関しては皆無です。

いざ、管理職になっても

経営や教育に関しては素人です。

医師になれるだけのガッツがありますので

慌てて勉強し、それなりに形にしていくわけなのですが

もう少しその分野を専門的に勉強していたらと

思うことが多々出てきます。

賢い方は意識していたかもしれませんね。笑

私は医学部に入れた喜びと

自由を手に入れた喜びで

一般教養はその頃興味のある分野ばかり選択しました。

あの頃の私に今の私の気持ちを教えてあげたいです。笑。

人育ては自分育て。スタッフから学びたいこと。

小さな病院で働いていますので

クリニック全体の職員の教育から私の診療科の専門的な看護師教育まで担っています。

教育専門のスタッフを雇うという話があったのに、

院長のお眼鏡に適う方がおらず

子持ちの中年女性の私に白羽の矢が立ったというわけです。

「子育ての経験もあるし、大丈夫だろう」

なんて甘く見ておりました。

子供は自分のDNAを受け継いでいますので

そもそも共通項があること

ずっと同居しているので人となりはそれなりに把握できています。

一方、スタッフは

育った家庭環境、思考まで全く異なる人達です。

自分の価値観というものさしで見ていると分かり合えません。

最初は

なんでここまで説明しているのにわからないんだろう

なんでこんなに頑張れないんだろう

と、特にネガティブな側面に関して

理解ができずに悩んでいました。

しかし、最近は

弱い人もいる

頑張れない人もいる

ということが少しずつ分かってきました。

家族、友人、配偶者、子供 etc.

比較的ガッツのある人々に囲まれて育ったので

初めての経験でした。

様々な理由で

生きること自体が精一杯だったり

毎日仕事に出てくること自体がその人にとって合格に値する

ことだってあるのだと分かりました。

また

目立たないけどこんないい面がある

ワーク・ライフ・バランスは色々である

成長の時期・スピードも人それぞれである

このようなこともより身近に感じられるようになりました。

正直さ・真面目さ・ユーモア ・・・etc.

仕事の成果としては現れにくいですが大切な素質がある人。

プライベートがとにかく大切で仕事は最低限が良いと考える人。

頑張りたいけど器用にはできていない人。

100人いれば、100通りの生き方がありますよね。

それを、できるだけ理解できる人間になりたいと感じます。

これから

一流企業と違い

社員教育システムは整っていないと感じます。

退職するスタッフを見ていると

個性を活かせなかったのかなと感じます。

もっと楽しく、生き生きと、個性を尊重した職場にしたいと

常々感じています。

自分の診療科以外のスタッフとは、そもそも関わる機会がほとんどないので

そういった方々まで充実した時間が過ごせるように

教育システムを作り、スタッフを育てる人と

価値観を共有して行きたいなと考えています。

私はまだ子育て中ですが

子育てから学ぶことは山ほどあります。

同様に、家族の次に長くいる職場の方々から学ぶことも

山ほどあると感じます。

せっかく頂いたご縁ですから

周りの人が少しでも幸せになれる環境を作るお手伝いができたらと

考えるようになった春です。

今日はつぶやきみたいな投稿でしたね。

最後までお付き合いくださりありがとうございました❤️

なないろ

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この記事を書いた人

@nanairoのアバター @nanairo 医師

40代 女性。 地方在住。
外科系女医。二人の女の子のママでもあります。
女性として、母として、妻として・・・
悩みながらも前向きに楽しく暮らしています。

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