コストを抑えるため、ディズニーランドでの2泊は近隣のモーテルを選びました。
ディズニーパーク内のホテルも過去に何度か宿泊したことがありますが
値段が高い割に部屋が狭いので今回は宿泊しませんでした。
パークから直接入退場できることと
キャラクターダイニングでキャラクターと沢山会えますので(東京の比ではありません!)
小さなお子様をお連れの方や、お年を召された方には便利かと思います。
今回はロサンゼルスとサンディエゴのコロナド島の二つのホテルをご紹介します。
どちらも素晴らしいホテルで魅力的なのですが、日本人の宿泊レビューがほとんどありませんので
お役に立てると嬉しく思います。
ホテルの予約
少しでも安く・・という場合は旅行サイトを比較して最安値で予約するのが一番です。
コロナドのホテルはとても高かったので、expediaにて予約しました。
半年ほど前に現地払いで予約したのですが、
2ヶ月前に再度チェックしたら10万円ほど安くなっておりましたので(ドル建て)
予約し直しました。
国内ですと、旅程が近づくほどホテル代は高騰するイメージですが
海外は逆に安くなることもありますので要チェックです。
ロサンゼルスのホテルは、宿泊したいお部屋がexpediaで選べなかったため
ゾウさんのアメックス・プラチナ・トラベルオンラインで予約しました。
コロナドのホテルはexpediaが圧倒的に安かったのでトラベルオンラインは利用しませんでした。
アメックスプラチナで予約すると付帯サービスがつきますし
予約しにくいお部屋もリクエストすることができますので
お財布に余裕がある場合はトラベルオンライン経由が良いと思いました🎵
今回のサービスは
毎日100ドル分のクレジット、レイトチェックアウト、ウエルカムギフト(チョコレート)
がつきました。
私たちは毎日ホテルで朝食を摂りましたので、毎日100ドル分のクレジット付与は有り難かったです。
THE LANGHAM HUNTINGTON PASADENA (ザ・ランガム・ハンチントン・パサデナ)
LAX(ロサンゼルス国際空港)から車で40分程度でパサデナという街に着きます。
パサデナはロサンゼルスに次ぎ2番目に歴史が古い街で
鉄道王ハンチントン氏が大きな影響を残しています。
ハンチントンライブラリーという莫大な敷地の庭園や、ハンチントンメモリアルホスピタルという病院、
ハンチントンストリートという道路等、様々なところでハンチントン氏の名を目にします。
今回宿泊したハンチントンホテルも、ハンチントン氏が創業者です。
私達が4回も宿泊しているのは、この街が落ち着いていて治安も良く好きなこと、
ホテルの敷地も広く、ゆったりとした時間を過ごせるからです。
ホテルの質が良いのに価格が抑えられていて、そんな所も気に入っているポイントです。
古さはありますが、清潔で、室内をはじめとして、プールや庭園もとても綺麗です。
上記写真で背の高い建物がメイン棟、左手の少し低めの棟がプールが見えるラナイ付きのお部屋、
さらに下記の写真の奥に見えますが、ガーデンを臨む部屋もあります。
こんなガーデンが敷地内に沢山あります。
その他、さまざまなタイプのお部屋があります。選ぶのも楽しいのです。
今回私たちが宿泊したのは、コテージスイートで、独立した一軒家です。
Ford cottageといいます。
アメリカ合衆国の政治家・第38代大統領 Gerald Rudolph Ford Jr.( ジェラルド・フォード)
がよく利用していたため、Ford cottageという名がつけられています。
部屋の概要は
- Two bed room(二つの寝室:それぞれにトイレ、ダブルシンク、バスタブ、シャワールームあり。)
- outdoor patio(外にパティオ:部屋から直接出入りでき、周囲は木々で囲まれています。)
- リビングルーム
- ダイニングルーム
- オフィス
- 213㎡
- 4人部屋
今回特にありがたかったのは、スイートコテージ利用の場合
玄関を出てすぐの場所に車が停められることです。
高級ホテルで敷地が莫大なので、基本バレーパーキングです。
メイン棟まで徒歩で5〜6分かかる上、車を使用する度に待たなくてはいけません。
もちろんその度にチップも支払います。
自分達で車をコテージ前に付けられるのはとても便利でした。
(駐車料金 50ドル/泊しっかり請求されておりましたが。)
部屋選びで重要視した点は、4人が一つの部屋に泊まれる点です。
12歳を超えると添い寝ができなくなり
必然的に2部屋をとらなくてはならなくなることが多いです。
せっかく家族で過ごせる旅なので同じ部屋で過ごすようにしたいものです。
昔、母・妹・ゾウさん・私・赤ん坊の長女でこちらに宿泊した際は
同じく4人用のSharmrock Cottage Suiteに宿泊しました。
こちらは、Ford Cottage Suiteのお隣の一軒家です。
広さは劣りますが、キッチンが付いていました。
広いパティオです。
奥の扉から行き来ができます。
主寝室です。すでに乱れた写真で恐縮です。
リビングです。
リビングのソファ側から見たお部屋です。グランドピアノ、きちんと調律されておりました!
同じくリビングルーム。何だろうなって開けてみると・・・
冷凍&冷蔵庫でした。立派です。
ダイニングルームです。
コーヒーメーカー、冷蔵庫等しっかりと備え付けてありました。
バス周りなど。お写真綺麗ではなくすみません。
オフィスと称する第二リビングみたいな部屋もあったのですが、そちらのトイレは洗面台付き。
合計3つのトイレと、3つの洗面台がありましたので、朝全く混雑しませんでした。
外に出てみましょう。最後尾の次女の右あたりがコテージです。
てくてく歩いてメイン棟に朝ごはんでも食べに行きましょう🎶
子供も楽しめるように、パターゴルフやブランコなどもありますよ。(写真の日にちはそれぞれです)
メイン棟に行きますと、プールがあります。
半分はとても深く、足がつきません。
写真はありませんが、左手には広いジャグジーもあります。
このプールを見ながら朝食をいただきます。
アウトサイドでも、インサイドでも楽しめます。
私はオムレツや目玉焼きを。トーストが付いてきます。
ゾウさんは目玉焼きやパンケーキ、フレンチトーストなどに挑戦。甘党ですから。
長女もチャレンジャー。サーモンサンドやブリトー。
次女は3日間ともアサイーボウル。
個性豊かなセレクトです。
毎日フレッシュなオレンジジュースとアメリカンコーヒーもいただきました。
お値段はオムレツが一番高くて37ドルくらいだったでしょうか。
もはや値段を見ることを意図的にやめていたのですが(笑)
オレンジジュースも7ドルくらいだったと記憶しています。
メイン棟はクラシカルで重厚感があります。
ロビーです。3泊中2回お花のチェンジがありました。
良い香りのバラが沢山で、ロビーも良い香り🎵
HOTEL DEL CORONADO (ホテル・デル・コロナド)
遥か昔、ゾウさんと見学に訪れたことがあります。
忙しくせかせかした日常とは全く別の世界が広がっていました。
開放的で優雅。海辺にはリラックスした人々。
いつかここに宿泊してみたいと思ったものです。
デンディエゴのダウンタウンから約3.4kmのCoronado Bridge(コロナド橋)を渡って
サンディエゴ湾を渡りコロナド島に入ります。
島に入ると一気にリゾート感が出ます。
コロナド島は南北に細長く、太平洋側には白砂の美しいビーチが広がっています。
hotel del coronadoはこのビーチ沿いに建っています。
トム・クルーズ主演の映画『Top Gun : Maverick』の中で
訓練施設から飛び出してビーチで遊ぶシーンがありますが、まさにこのビーチです。
ホテルに近づくと海沿いにはヨットが停泊しており、センスの良いお土産屋さんや
レストランが並びます。
ホテルは5つのカテゴリーに分かれています。
- The Views
- The Cabanas
- Beach Village
- Shore House
- The Victorian
それぞれ特徴があります。
どれも良いところがありますのでかなり迷いました。
お値段も基本高いですが、それでもかなり幅があります。
①The Views
上記写真の右側に写っている建物です。
ビーチフロントでコンテンポラリー。最大で3人まで宿泊できます。このホテルの中ではリーズナブルな方です。
②The Cabanas
The Viewsとメイン棟の中間にあります。私達の背後くらいです。
ビーチフロントとプールサイドと選べます。モダンスタイル。
一階のカバナルームは部屋からビーチに行けます。最大4人まで宿泊できます。
③Beach Village
exclusive.privateです。このエリアはカードキーがないと入れません。
戸建て形式です。写真には写っていませんが、左側のずっと手前になります。
ラグジュアリーでほとんどの部屋がビーチフロント。
3 bed roomまであり、最大12人まで宿泊できます。
最も最近リニューアルされました。
ocean clubが使えるなど特別なエリアです。
後述する④Shore Houseと迷ったのですが、部屋の広さからこちらを選びました。
部屋の広さや眺望、間取りで決めましたのでexclusiveとは知らずに行きました。(笑)
宿泊したので後ほどゆっくりとご紹介します。
④Shore House
上記写真に写っておりませんが、一番右手の奥にあります。比較的大きな宿泊棟です。
オーシャンフロントや、サンディエゴ湾フロントで、キッチン付きの広い部屋が多いです。
バルコニーも付いている部屋が多く、こちらも3 bed roomを選択すれば、最大11名まで宿泊できます。
こちらも専用プールがあります。
③Beach Villageよりも価格は抑えてあります。
expediaで予約する際、ずっと別のホテルだと思って比較していました。
予約の際は要注意ですよ。
⑤The VIctorian
写真中央に見えます特徴的な屋根のヴィクトリア朝建築のメインの建物です。
現在も工事中でしたが、5年の歳月をかけ、また
160💲ミリオン以上の費用をかけてリニューアルしているそうです。
2025年1月から宿泊ができるようです。
内装はクラシカル、最大で4名までの宿泊です。
この『HOTEL DEL CORONADO』は1888年に開業した歴史あるホテルです。
アメリカ最古の木造建築の一つで、国定歴史建造物に指定されています。
歴代アメリカ大統領によるスピーチ会場や
リンドバーグ太平洋横断飛行の祝賀パーティーに利用されたりと
アメリカの歴史とともに歩んできた最高級ホテルです。
また、エジソンが発明した電球をホテルとして初めて採用し
電気の配線はエジソンが指示したことでも有名です。
メイン棟のロビーです。
リニューアル中でしたが、ロビーやその他の設備を見学できました。
素晴らしいシャンデリアは、『オズの魔法使い』の作者、L・フランク・ボームがデザインしました。
写真右手には入場はできませんでしたが、広い格式高いホールが2部屋ありました。
beach villageは背景にある戸建てになります。
一番広くて高い部屋はocean front で2階建て、3 bed roomで最大12名まで宿泊できます。
親子3世代で同じお部屋に宿泊できますので楽しいですよね。
チェックインは他の棟と別ですのでスムーズです。
コンシェルジュから説明を受け、お部屋に向かいましょう。
privateらしく、セキュリティーも万全で、あらゆるところにゲートがあり
宿泊キーをかざして通過していきます。
beach village宿泊者だけのエリアなので、巨大なホテルなのですが、それを感じさせない静けさと
落ち着きがあります。
部屋の概要です。
Ocean view Villa
- Two bed room(二つの寝室:それぞれにトイレ、ダブルシンク、バスタブ、シャワールームあり。)
- Two balconies(リビングルームと寝室に、ビーチに面する二つのバルコニーがあり。)
- Queen sofa bed×2(ベッドになるサイズのソファ二つ。)
- 115㎡
- kitchen(冷凍庫付き冷蔵庫、ガスレンジ、オーブン、食器、調理器具、食洗機)
- dining table(四人がけダイニングテーブル)
- fireplace×2(暖炉二つ)
- 6人まで宿泊可。
Beach Villageの付帯サービス
- VIPコンシェルジュサービス
- Separate entrance(専用入口あり)
- Private gated access(宿泊者専用の施設あり)
- Exclusive pools, Jacuzzis(宿泊者専用プール、ジャグジー複数あり)
- Use of sand chairs, beach umbrellas(ビーチの椅子、パラソル無料貸出)
- Priority dining access, activity access(レストラン、アクティビティの優先予約ができる)
家族4人がくつろげるリビングにキッチン、ダイニングテーブルがあります。
Sub-Zeroの冷蔵庫、Wolfのガスレンジです。
左上部の食器を入れる棚の隣の扉の中には電子レンジやトースターが入っていました。
フライパンやお鍋、ザルにボウル、まな板や包丁、ピーラーなど、一般家庭においてある
調理器具は一通り揃っていますし、洗剤もあります。
長期滞在する方も多いと思いますので、キッチンで本格的な料理ができるようになっています。
ただし、調味料類はありません。
私たちも到着日の夜は簡単にお肉を焼いたり調理しました。
詳しくは旅行編をご覧ください⭐️
寝室1。キングベッド、デスク、広いクローゼット、テレビ、バスルームです。
リビングと繋がっており、引き戸にて寝室とリビングを分けることもできます。
寝室2。ダブルベッドが二つです。
奥の扉はバスルームになっています。
こちらは二人がけのテーブルと、ソファとローテーブルがあります。
テレビ、バスルーム、クローゼット。
寝室にも立派なバルコニーがついており、バルコニーにはチェアが二つゆったりと置かれています。
リビングのバルコニーと寝室のバルコニーはつなげることもできます。
四人が並んでチェアに横たわりながら海を眺めることができます。
バスタブ、洗面所です。
洗面所の左手にシャワールームがあります。
清潔感のある爽やかなインテリアですね。海のリゾート感が感じられます。
ダイニングテーブルはやや小さめです。
beach villageは小道が沢山あり、戸建てが点在しています。
小道の途中にプールが4つ(all,12歳以上、17歳以上)、ジャグジーが二つあります。
それぞれ専用キーをかざすと入れます。滞在中、メインプール以外のプールやジャグジーで
他の宿泊客と一緒になることは一度もありませんでした。
beach villageのメインプールです。
コンシェルジュから、ホテルの共用プールは混雑しているので、こちらのプールを勧められました。
長さは20メートル位はあり、深さは中央が深く、(おそらく150cmくらい)両端は浅めです。
大きいジャグジーも併設しています。
スナックやドリンクをプールサイドで楽しめます。
人は多い時で5人くらいでしたよ。
こちらのプールを臨む形でスポーツジムがあります。
毎朝プールで泳ぐ娘を眺めながらトレッドミルをしていました。
ジム利用は16歳以上とする施設が多いなか、こちらは年齢規制なし。
長女と夜利用したりもしました。
ジャクジーやプールです。
こちらのプールからは奥の扉を出ると直接ビーチに出ることができます。
日が暮れてまいりました。
美しいビーチで太平洋にゆっくりと沈んでいく素晴らしいサンセットを経験することができました。
もうこんなふうに家族4人でこの場所でサンセットを見ることは二度とないだろうと思いながら。
きっと四人ともそう感じていたはずです。
そんな、胸にキュンとくる夕暮れを過ごせました。
旅行の締めくくりの最後のディナーは、ホテルのレストラン、Sereaにて。
海を眺めながらアウトドアでもいただくことができます。
シーフードのレストランで、当日コンシェルジュ経由で予約しました。
眺めの良いお席を案内していただけましたよ。
レストラン前でパチリ。
いかがでしたでしょうか。
長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます❤️
なないろ
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