私は生地が好きで、洋服やベッドリネン、テーブルクロスなど
肌に直接触れるものを中心に心地よいものを集めています。
ベッドリネンに関しては、ずっとスーピマコットンを使用していましたが
近年リネンの魅力に気づき、リネン製品に買い替えを始めています。
私が使用しているものはあまりレビューが無かったため参考になれば嬉しいです🎵
リネンとは?
『麻』の一種です。
麻の種類には
- 亜麻(あま) リネン
- 大麻(たいま) ヘンプ
- 苧麻(ちょま) ラミー
- 黄麻(おうま) ジュート
があります。
麻は全て植物の茎からとれる繊維を指します。
植物の種類で亜麻や大麻など、呼び方が分かれています。
麻と聞くと、チクチク、ゴワゴワ・・といったイメージや
高級レストランのテーブルクロス・・といったイメージがあるかと思います。
混乱しますね。
高級レストランの麻は亜麻、つまりリネンの麻になります。
ゴワついた袋などはその他の種類の麻になります。
リネンの魅力
リネンは衣類、寝具、テーブルリネンとしてとても適しています。
その理由と魅力をお伝えしましょう。
- 吸湿性・速乾性に優れている
- 汚れが落ちやすい
- 丈夫で永く使える
- 変化を楽しめる
❶吸湿性・速乾性に優れている
繊維の隙間があるため吸湿しやすい一方で水が奥に入り込まないため早く乾きます。
ベッドに入るとまずサラッとした触感が気持ちがいいです。
コットンだと熱がしっとりと籠る感じがありますが、リネンは湿度を感じにくいです。
汗をすぐに逃がしてくれるので夏は快適です
寝返りを打ったところが冷たくて気持ちがよいのです。
リネンの快適さを知ってしまったので、もうコットンシーツには戻れません。。
冬は寒そうですよね?
冬もまた快適なんです。
繊維の隙間が多く空気を多く含みますから羽毛布団との相性が良く
リネンの空気を布団が保ってくれて
あっという間にホカホカになるんです!
❷汚れが落ちやすい
繊維にたくさんの隙間があり、また繊維がペクチンで保護されているため水を弾きやすいです。
したがって汚れが落ちやすいのです。
私は洗濯が好きなのですが、リネンの汚れはコットンと比べ、確かに落ちやすいと実感しています。
汚れが落ちやすいので真っ白なリネンも思い切って沢山使うことができますね。
❸丈夫で永く使える
リネンの繊維はとても丈夫です。
昔は軍服にも使用されていたほど丈夫です。
洗濯機で洗っても全然大丈夫。
従って何十年と使えます。子や孫の代まで受け継いだりもできます。
アンティークリネンが存在するのも納得できます。
高価ですが長く使えるのでコストパフォーマンスが良いと思います。
❹変化を楽しめる
私は一週間に一度ベッドリネンの交換をします。
洗いたてのシーツはパリッとしています。
しかし翌日からは滑らかになっていきます。
まるでシルクかコットンのような肌触りになっていきます。
質感が変化するのです。
私は一日目が好きですが、娘は滑らかになった4~5日目が一番好きといいます。
一方、経年変化も楽しめるといいます。
洗濯をするほど柔らかくなるというのです。
まだリネンを取り入れて数年ですので、柔らかくなってきたなという感じはありませんが
楽しみです。
人生と似ていて味を楽しめる生地であります。
リネンの取り扱い
熱湯は繊維のペクチンが落ちやすくなるため避けます。
汚れも落ちやすいリネンですが、ワイン、お醤油、お茶、トマトソースなど
落ちにくい色素で汚れてしまった場合は
水で濡らした後石鹸でつまみ洗いし、30分程度置いた後洗濯機で洗えば大抵落ちます。
デメリットは、リネンは濡れるととても重くなります。
シーツやテーブルクロスなど、浴室に干しますが一苦労です。
しかし、その重みでしわも伸びていきます。
したがってアイロンをあてなくても、良い風合いに仕上がります。
乾燥すると軽くなります。落差がすごいです(笑)
ちなみに縮んでしまいますので乾燥機は使用禁止です。
一方、アイロンをかけるとハリが出ます。糊を効かせたコットンのような感じでしょうか。
シーツなどはツルツルになり、とても上質なシーツへと変わります。
ただし、シーツのアイロンは面積が広く大変なので
私は基本ノーアイロンでナチュラルな風合いを楽しんでいます。
シャツやワンピース等も持っていますが、ナチュラルに着こなしたい時はノーアイロン
きちんと感を出したい時はアイロンをあてます。
そんな風に使い分けています。
愛用しているリネン2選
1.Mirabel Slabbinck(ミラベル・スラヴィンク)
最高級ベルギー寝具ブランド
一人一人の要望に合わせ、職人が作ります。
下記のボタンをクリックしてみてください。
沢山の商品のシリーズがあります。
コットンがお好きな方はコットン商品も間違いなく素晴らしいものでしょう。
ベルギー本社にメールにて問い合わせたところ、linen company さんが公式代理店とのこと、こちらから購入しました。
私はMaroコレクションで、リネン100%の商品を購入しました。
フラットシーツ・掛け布団カバー・枕カバー の3種類を2セット購入しました。
我が家の寝室です(笑)
ノーアイロンで、生活感出まくりですね。
シモンズのダブルクッションで、アッパーマットレスの高さが43センチと特殊サイズでしたので
シーツはオーダーになってしまいました。(泣)
ベルギー本社とlinen company のオーナーがサイズ調整等のやりとりをしてくださいますので
マットレスやベッドのサイズの計測だけしっかりと行えば、適切なサイズに作ってくださいます。
また、掛け布団カバーには羽毛布団固定用のシルクリボンを6箇所つけてくださいます。
希望があれば刺繍も入れてくださいます。
ボタンが素敵だったり、細かいところに気を配ってあり満足度大です。
特注のシーツでしたので、お値段が跳ね上がると予想しておりましたがかなり良心的でした。
増えた生地の値段が加算されただけのようなお値段でした。
linen companyのオーナーのは女性で、メールでのやり取り、お電話でのやり取り、とても丁寧でした。
2. Society Limonita (ソサエティ・リモンタ)
イタリア リモンタ社 高級リネンブランド
リモンタ社が手がけるオリジナルのイタリアリネンのブランドです。
世界中のトップアパレルブランドやインテリアメーカーに素材を提供しています。
シーツ一つとっても、リネン素材の配合や色合いのバリエーションが多く楽しめます。
私は以前よりテーブルクロスやバスローブなどこちらの製品をいくつか集めています。
色味もスモーキーなものが多く、とてもおしゃれで気に入っています。
今度は長女のベッドです。
ぱっと見、mirabel のものとほとんど変わりません。
拡大画像です。
こちらの方がわずかに目が荒く、少し硬いです。
また、ザラっと感や、冷やっと感がやや強いです。
サイズ展開や色の種類も豊富で、こちらはオーダーせずとも購入できました。
より麻の風合いを楽しみたい場合は、こちらが適切です。
お値段もこちらの方が良心的ですね。
私はREMシリーズを選びました。
海外から直接個人輸入はできません。
銀行を経由しての海外送金になります(汗)
私は数回購入していますが最初は個人的に銀行経由でしたが
夫のアメックスカードプラチナデスク経由で購入した方が楽でした。
日本から購入の場合はcassinaにあります。
種類は少ないですが、海外から購入するのが不安な場合は良いですね。
長くなりました。
最後までお付き合いくださりありがとうございます❤️
なないろ
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